水槽実験…
ここに書く事はあくまで個人的な実験結果であり
個人的な見解である事を先に言っておきますが
底面フィルターは基本エアポンプを使用し
ゆっくりと水を回す事によってその能力を発揮する…
と言うのは知っていました、理論はこう…
速い速度で水を回す事により、
物理的に汚れを濾す能力は上がっても
生物濾過の処理が追いつかず能力を発揮出来ない
要は例えるなら、工場でベルトコンベアで運ばれて来た弁当にオカズを詰める作業をしてる、その道40年のおばちゃんでも
ベルトコンベアをめちゃくちゃ速くしたら追いつきませんよね⁉️
て話。
理論はこれでわかりますが
例えば水量を力の強いモーターで吸い上げたとして
底面フィルターの吹き出し口はだいたい水槽の端っこに設置しますね…
速い速度で水が回り
吹き出し口から遠い場所の底面は
水がゆっくり回るもしくは
水が回らず低床内が淀む…
と言う事になると思い
上部フィルターを直結して、上部フィルターの強いモーターで水を吸い上げたらどうなるのかを実験してみました…
これが予想以上に上部フィルターの水量が落ちた…今まで勢いよく出ていた水が、直結した事により流量は半分以下…
もうちょろちょろw
つまり上部フィルターのパワフルなモーターを使ってしても、水の流量はそれほど速くならない…
と言う事になりました
これはあくまで私自身の水槽の事で
個人的な見解である事は最初にも申しましたが…
てー事は…
普通のエアポンプではこの水槽では大して水が回ってなかったのではないか…⁉️
実験水槽は60cm水槽で、低床は大磯砂を
半エバグリ式の様に多めに(10kgから15kgの間くらい)入れ
水槽前面は4cm程、水槽の後ろのフィルターを埋め込んである箇所は12cm程とかなり厚めに敷いています
これもモナコ式やエバグリ式と呼ばれるやり方の実験をしたのですが
あまりにもろ過能力が不十分だった為、上部フィルターを追加し、直結にして流量を多くしてみた所です。
流量は上部フィルターのポンプを使用しても、それほど速くならなかったので
理論的には
吹き出し口近くの黄色の部分…低床は汚れが溜まりやすい物理ろ過の役目を果たし、水換え時にプロホースでその辺りをザクザク…
若干遠い水槽中央部、青の部分は水がゆっくりと回り
生物濾過が機能する…
さらに一番遠い赤の部分の底面は、水があまり回らず
貧酸素状態となり、脱窒菌を住まわせ硝酸塩の還元層とする…
と言う夢のような水槽にならないか…笑
と言う実験。
今後水質検査を定期的に行い実験結果としてブログにあげていこうと思います…
ちなみに上部フィルターはろ材は少量
これだけ…笑
あとは全て竹炭に硝酸塩を特に栄養素として成長する植物を厳選してガジュマルとアンスリウム(スペース的に2種類しか置けなかった)を硝酸塩対策として入れているだけ…
竹炭は吸着用。洗えばまた半永久的に使える
この水槽で水質がどう変化するかを追っていきます…
phがアルカリ寄りになるようならメダカ水槽には使えると言う結果になる
熱帯魚水槽の弱酸性に傾けたいなら赤玉土でもネットに入れて上部フィルターに投げ込んでおけばいい。
もう一度言っておきますが、あくまで個人の趣味での研究です
研究結果はまた後ほど…✋
ちなみに前回の実験↓↓↓